私どもリミエルがお手伝いしている歯科医院さんにも、管理栄養士さんが入職されるという事例が増えています。
まだまだ新しい試みで、患者さんに栄養指導を確立するというところまでは至らない医院さんも多いのですが、模索しながらシステムを作られています。
「病院や施設、学校給食の場ではなく、どうして歯科医院に就職なさったのですか?」と尋ねると・・
「病院で勤務していた頃、本当に栄養をとらなければ命に関わる状態になった時、『歯がない』『入れ歯が合わない』と、口からの栄養摂取が困難な方をたくさん見てきました。食べれなくなってしまった人たちに食べられるものを提供することも大切ですが、歯を失わなくてもいいように栄養指導をする必要があるのではないかと思ったのです。』
と強い意志でお話ししてくださった方がいらっしゃいます。
なんとなくではなく、志をもって歯科に来てくださる、私たちが持ち合わせていない栄養学というフィールドでの専門家。
これをどうにか形にして患者さんに本当の意味で食べることの大切さ、喜び、生きることは食べること、と言うことを伝えていきたいと思います。
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